歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ

BEFORE

歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジBEFORE

AFTER

歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジBEFORE

治療情報

症状
先天性欠如の部分に歯を入れたい
治療方法
他院で歯列矯正をされていたので、ブラケット除去後にホワイトニングを行い、
その後セラミック治療を行いました。
費用
ホワイトニング   ¥85,000
接着ブリッジ    ¥175,000
ワックスアップ模型 ¥5,000
備考
欠損部の補綴治療はインプラントやブリッジ、義歯などがあります。
インプラントは他の歯に負担をかけず最も良いとされていますが、条件によりインプラントができない場合もあります。

今回は残されたスペースが狭く、インプラントの適応外でありましたが、比較的安全に接着ブリッジが行えると判断しました。

接着ブリッジは歯を削らない、もしくは削ったとしても薄く一層を削るので侵襲が少ないというメリットがあります。

しかし、そのぶん強度にやや難があるというデメリットもありますが、精密な接着操作によりそのリスクは非常に小さくなります。

今回は負担のかかりづらい噛み合わせをされていたので接着ブリッジをご提案させていただきました。

患者様情報

年代
30代
性別
男性

治療方法

歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法01
他院で矯正をされていたため、矯正が終了してからホワイトニング治療へと移行しました。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法02
ホワイトニング終了後です。


セラミック治療後にホワイトニングを行ってもセラミックの部分は白くならないため、先にホワイトニングを行っておく必要があります。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法03
模型を使って仕上がりを確認します。

患者様にも見ていただくことで「思っていたのと違った…」というを相違少しでも減らします。

今回は現状のスペースで治療を行うため、少し小さい仕上がりですが
矯正でもう少しスペースを広げたのちに、自然な歯のサイズに仕上げることも可能です。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法04
ラバーダムをかけ、接着面を形成していきます。

通常のブリッジであれば、強度を持たせるために両隣の歯を大きく削って3本分のかぶせを入れますが
接着ブリッジの場合は、歯の裏側の見えない部分を薄く一層削るので "削る量が最小限で済む" というメリットがあります。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法05
接着を行っていきます。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法06
歯とセラミックの境に段差ができないよう、つるつるに磨いて仕上げます。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法07
治療終了後です。

ほぼ歯を削らずにブリッジが完了しました。

当院で矯正をさせていただいていればもう少し横幅の確保ができたのですが、今回は矮小歯仕上げを希望されましたのでこれにて完了です。
歯を削らないブリッジ(※正確にはほんの少しだけ削ります) 接着ブリッジ治療方法08
これは他の方の症例写真ですが、向かって左側の歯に同じような接着ブリッジを行っています。

もし、矮小歯(向かって右側の小さい歯)が気になる場合は矯正を行ったのちにセラミック治療を行う方法もあります。

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