根管治療とは?
根管治療とはなんらかの理由で神経を失うことになった歯や、
中で感染が起こっている歯に対して行われる「根の治療」です。
歯の根の事を「歯根」、根の中にある管の事を「根管」、歯の中にある神経の事を「歯髄」といいます。
根管治療には①抜髄と②感染根管治療があります。
- 健康な歯には神経が存在しますが、虫歯などで感染すると痛みが発生するので
神経を取る必要があります。この作業を「抜髄」といいます。 - 神経が既になくなってしまった歯に感染が起きた場合は、根の治療が必要になります。
それが「感染根管治療」です。
根管治療は見えないところの治療ですのでよくわからない方も多いと思います。
詳しくわからない方にとって良し悪しを判断する材料となるのは
「痛い」か「痛くない」か、ではないでしょうか?
実は痛くなくても根管治療が適切に行われていないケースはたくさんあります。
そして根管治療での問題が発生するのは約5~15年後、忘れてしまった頃です。
問題が発生した場合抜歯が必要になることもあります。
根管治療で良好な結果を得られれば、抜く必要があるといわれた歯でも残すことができます。
良好な結果を得るためには精度の高い根管治療を受ける必要があります。
精密根管治療
当院では、精度の高い根管治療を行なっております。
- 根が悪く抜歯が必要と言われた方
- 虫歯が深く、歯髄(歯の神経)を取る必要があるといわれた
- 他院で根管治療に通っているがなかなか治療が終わらない方
- 根管治療が終了したが痛みが発生する方
- 歯ぐきにおできができて膿(うみ)がでてくる方
そんな方におすすめしているのがこの精密根管治療です。
昔ながらの根管治療は歯科医師の肉眼による治療となります。
しかし、歯の内部にある根管や神経というのは人それぞれとても複雑な形状をしており、
その中の細菌を除去する作業というのは実は肉眼では限界があり、
そうなると歯科医師の経験と勘によって行うしかないのです。
当院では、歯科用CTレントゲン、Ni-Tiファイル、エンジンリーマー、根管長測定器、
マイクロスコープ、ラバーダム、マイクロバキュームなど、
根管治療に必要な様々な機材を導入しております。
マイクロスコープは肉眼では見えない歯の内部を約20倍に拡大して
見ることのできる歯科用顕微鏡です。
歯科用のマイクロスコープを導入している歯科医院はまだ多いとはいえません。
また、マイクロスコープを導入していても使用していない歯科医院もあります
この歯科用顕微鏡を使い歯の内部をしっかりと拡大して見ながら、
痛みや虫歯の原因となっている部分を特定し確実な治療を行います。
歯の根の治療でお困りの方は是非ご相談ください。
CT撮影装置
治療前後のX線写真
カールツァイス製マイクロスコープ
多機能根管長測定器
根管治療器具
小臼歯部の根管治療の様子
大臼歯部の根管治療の様子
料金
当院の根管治療の料金表です。
前歯 | ¥63,000(税込)~ 再根管治療の場合¥85,000(税込)~ |
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小臼歯 | ¥85,000(税込)~ 再根管治療の場合¥107,000(税込)~ |
大臼歯 | ¥141,000(税込)~ 再根管治療の場合¥185,000(税込)~ |
※別途CT撮影料¥11,000(税込)が必要です。